家庭用脱毛器を選ぶ際に、注目したいポイント

自宅でできる家庭用の脱毛器はとても便利ですが、パワーが弱いなど意にそぐわない商品を選んでしまうと、後悔することになりかねません。いろんな脱毛器の口コミを見てみますと、実際に、「毛は残っているけど使わなくなってしまった」、「別の脱毛器に買い換えた」、「効果がない」という意見もチラホラと見ましたので、是非、後悔のない機種を選んでください。

ここでは、脱毛器を選ぶ際のポイントを紹介します。

パワー

パワーの強さに関しては、最も失敗の多いポイントではないでしょうか?当サイトではパワーの強さが最も重要なポイントだと考えています。

効果の早さが違う

それほどハイパワーでなくても、わずかに脱毛効果は得られます。しかし、パワーが弱いと何年かかっても満足できないということになりかねません。

「半年でスベスベになりました」という口コミのある機種もあれば、「3年使って、薄くはなっているのですが…」という口コミのある機種もあります。この差はやはり、パワーの差が最も大きな要因であると考えられます。

強いムダ毛の脱毛にはパワーが必要

脇毛やアンダーヘアなど、生命力の強いムダ毛は脱毛の効果が現れにくいです。このような毛を順調に減らしていって生えなくなるまでにするには、やはりそれなりの照射パワーが必要になってきます。

薄い毛にもパワーが必要

脱毛処理の効果が現れてムダ毛が細くなってくると同時に、弱いパワーでは効果を現しにくくなってきます。なぜなら、細い毛には脱毛器の光(レーザーも)が反応しにくいからです。

そのため薄い毛に対しては出力を上げて処理する必要があるのですが、パワーが弱い機種だと最初から出力MAXで処理しているのでそれ以上パワーを上げることができません。

つまりパワーが弱いと、毛を減らすことはできても、ツルツルになるまで毛を処理することは難しいということです。

パワーは数値で見れないの?」

よく、パワーの強さは、熱量や電力量に使用される単位「ジュール」で表されますが、脱毛器のパワーはこのジュールの測定の仕方によって数値が全く異なるので、あてにならないそうです。

ランプから発せられる総熱量なのか、照射部分の実際の発熱量なのか、照射面積1cm2あたりの熱量なのか、こういった測定方法の違いによって同じランプで測定しても何倍もの違いが出てしまいます。

数値の算出方法を統一化しない限り、脱毛器のパワーを数値で比較するのは難しそうですね。

処理に掛かる時間(処理スピード)

脱毛処理には思いのほか時間が掛かります。

高性能でハイスピードな脱毛器なら、腕や脚、ワキ、アンダーなど処理したい箇所を全部やっても30分程度でできてしまいます。

しかし一般的な家庭用の脱毛器では、機種や手際の良さでかなり所要時間は変化するので一概には言えませんが、だいたい両腕で30分、両足で60分といったところでしょうか?ワキや指、Vラインなどもやったら2時間以上は余裕で掛かってしまいます。

2時間以上も掛かる作業を、2週間に1度やると考えると、嫌になってきませんか?

しかも、うなじや背中、腰など自分では見えない部分を誰かにやってもらうとしたら、広い範囲ですので1時間以上掛かる作業をお願いすることになります。これはなかなか頼みづらいものです。これを2週間に1回、1年間で26回もです。

ですから、処理スピードが速いということは家庭用の脱毛器にとってはとても重要なことなのです。

そしてこの処理スピードを決定する要因となるのは、一発あたりの光の照射面積と、照射間隔(パワーチャージ時間)です。

照射面積

脱毛は、ピカッと一発、少しずらしてまた一発と、次々と光を照射していきます。この一発あたりの照射面積が大きいほど、照射回数が少なく済んで、早く終わらせることができるというわけです。

例えば10㎝×10㎝の、100cm2の範囲を処理しようとすれば、

  • 1発の照射面積が6cm2なら、17発の照射が必要です。
  • ちなみに、照射面積3cm2だと、34発
  • 照射面積10cm2だと、10発の照射で済みます。

実際には照射漏れを防ぐために箇所を重ねて照射したりするので、照射面積が狭い機種ほど、もっと照射回数は増えてしまいます。

照射間隔(パワーチャージ時間)

脱毛器は、ボタンを押せばすぐにフラッシュするというわけではありません。一発照射するたびに、次の照射パワーをチャージする時間が必要なのです。

これは機種や出力調整によっても変わりますが、大体5秒に一回照射といったところでしょうか。

  • 5秒に一回の照射なら、1分間で12発しか照射できません。
  • ところがチャージ時間が3秒のスピーディーな機種だと、1分間で20発照射できます。
  • 逆にチャージ時間が8秒の遅い機種だと、1分間で7発半しか照射できません。

価格

家庭用脱毛器も今ではいろんな機種がありますので、値段もピンからキリまであります。安いものだと2万円台からありますが、高いものだと10万円くらいするものもあります。

しかし、あまり安価なものはお勧めできません。主な理由はやはり、上でも述べている「パワー」と「照射スピード」が不足していることです。また、紫外線カットや自動照射モードなど、無いと困る機能が足りていない場合もあります。そのため、「効果を得られないまま使わなくなる」、「結局、別の脱毛器に買い換える」ということが起こりかねません。

その一方で、優れた機能と力強いパワーを持った、とても家庭用とは思えないような脱毛器も存在します

そういったものはやはり値が張りますが、得られる効果や、時間を無駄にしないことを考えると、なるべく優秀な機種を選んだ方が後悔がないと、当サイトでは考えます。

ランニングコスト

多くの方は、ここが盲点だと思います。買ってしまえばあとは使うだけと考えている人も少なくないと思いますが、機種や使用回数によっては大きなランニングコストが発生する場合があります。

その最たるものが、フラッシュ(IPL)脱毛器のカートリッジ(フラッシュランプ)です。

ハイパワーな機種の長寿命カートリッジであれば、MAXレベル照射でも1万発程度の照射が可能ですので、全身脱毛が完了してもまだ余るくらいです。

しかし普通の脱毛器ではパワーが足りないので脱毛完了までの照射回数もかさみますし、カートリッジの寿命も長くはありません。これだと脱毛箇所が多い場合はカートリッジを何回か買い足さなくてはいけません。

カートリッジは安いものでも4千円以上はします。ひどいものだと、たったの750発しか照射できないカートリッジが5千円もする機種もあります。

ちなみに、レーザー脱毛器の場合はカートリッジ自体がありませんので、買い足す必要がありません。

あとは電気代くらいですが、これは大した額にはならないでしょう。

脱毛方式

フラッシュ(IPL)方式

脱毛サロンで使用されている方式です。ランプから拡散される光を反射板などで反射させて肌に照射する仕組みです。そのため、一発で広い面積を照射できるのが特徴です。

もちろんパワーも十分で利便性も高いため、ほとんどの家庭用脱毛器はこのフラッシュ方式を採用しています。

レーザー方式

クリニック(病院)で使用されることの多い方式です。レーザーとは一定の方向に向かう光を束ねた強力な光で、強いパワーを出しやすいのが特徴です。その代わり、一発あたりの照射面積が狭いのが難点です。

また、色素の薄い産毛などには効果を発揮しにくいのも欠点です。

その他のポイント

「その他」と書きましたが、とても重要な項目もありますので是非目を通していただきたいです。

自動照射モード

自動照射モードとは、肌センサーで肌に照射口が当たっていることを感知して、パワーチャージが完了したら自動的に照射する機能です。この機能を使えば照射口を少しずつずらしていくだけでどんどん処理が進んでいくので作業がとても楽です。

美顔器モード機能

これは、エステで行われている「光フェイシャル」ができる機能です。

フラッシュ脱毛器の中には、光美顔用のランプ(カートリッジ)に交換して使用することで、光美顔器として使用することができる機種があります。(レーザー脱毛器はできません)

脱毛が完了しても光美顔器として使い続けることができるので、あったら嬉しい、お得な機能ですね。

光フェイシャルとは?

ところで、「光フェイシャル」とは何かといいますと、肌に特殊な光を当てることでコラーゲンの生成を促進し、またターンオーバーを正常化してくれる美肌技術のことです。

コラーゲン不足はシワやたるみの原因になりますし、ターンオーバーの遅れはシミやくすみの原因になってしまいます。これらの対策がエステに通わず自宅でできるというのは、女性にとっては嬉しい機能ですね。

紫外線カット

フラッシュ(IPL)方式のランプから発せられる光の中には、肌にとって有害な紫外線が含まれています。ですので大抵のフラッシュ脱毛器には紫外線カットをするフィルターが採用されているのですが、当サイトで調査したところ、この記述が見当たらない機種がいくつかありました。

念のため、「紫外線カット」や、「有害光線カット」などの記述がある機種を選んだほうが良いと思います。

運転音

脱毛器は照射時に内部が熱を持ちますので、見えないところに冷却ファンがついています。使用を始めるとこのファンが回り出して、少々音が出ます。

せいぜいファンの回る音ですので爆音というほどではないのですが、テレビを見ながら処理する際に、テレビの音が聞こえづらくなる程の音が出る機種もあります。

脱毛処理は面倒な作業ですので、音楽を聴きながら、テレビを観ながら行うという人がほとんどではないでしょうか?そういう人たちにとっては、この運転音は結構重要なポイントだと思います。