レーザー脱毛とは

レーザー脱毛とは、ムダ毛をなくしたい部分にレーザー(光線)を照射して毛乳頭を破壊することで、ムダ毛を生えにくくする処理方法です。

レーザー脱毛の原理

レーザーとは、単一波長の光をたくさん束ねることで強力なパワーを持たせた光線のことです。

レーザーの光は波長の長さにより特定の色素や物質にだけ働きかけます。その性質を活かしたのがレーザー脱毛で、黒いメラニン色素に反応する波長でムダ毛に働きかけて発熱させ、毛乳頭を破壊します。

毛乳頭とは毛を生やすための組織で、これが破壊されると毛は生えてくることができません。

レーザーの種類

脱毛に使用されるレーザーには、アレキサンドライト、ダイオード、YAG(ヤグ)などの種類があります。

最もパワーが出るのはアレキサンドライトですが、危険性が最も高いのがこの方式です。

ダイオードは少しマイルドな肌あたりです。同じパワーで照射してもアレキサンドライトより肌に優しいのが特徴です。アレキサンドライトで20ジュール以上出すのは危険と言われていますが、ダイオードでは40ジュールくらいまでなら大丈夫です。最高出力は60ジュールくらいまで出せるそうですが、この強さではさすがに危険です。

YAGはさらにマイルドですが、この中では一番肌に優しいです。

レーザー脱毛の方法

レーザー脱毛を行うには、クリニックで行う医療レーザー脱毛と、家庭用レーザー脱毛器を用いて自分で行う方法があります。

医療レーザーは医師にしか扱うことが許されていませんが、中には医師免許を持たずに医療レーザー脱毛を行っているエステサロンもあります。しかしトラブルが多発し多くのサロンが摘発を受けたことから、現在ではほとんど無いでしょう。

クリニックでも、看護師が医療レーザーを扱う場合がありますが、これも医師法の違反です。

レーザー脱毛の適していない部位

レーザー脱毛には、適している部位とそうでない部位とがあります。

レーザーは黒い色素に反応することから、乳首や性器周辺のように体の中でも色素の濃い部位には不向きです。また、濃いシミやアザのある部位にも不向きです。ちなみに、ホクロであれば白いシールで隠してから施術することができます。

このような色素の濃い部分はレーザーを照射できない可能性もあるので、脱毛したい部位が決まれば、まずはクリニックで医師に相談してみましょう。

しかし多くの場合、クリニックでもこのようなレーザーに不向きな部位にも施術を行います。ただし、パワーを落として施術することになり、せっかく高いお金を払って施術してもらっても小さなパワーで処理することになります。

このような色素の濃い部位のムダ毛を処理したい場合には、サロンや脱毛器での光(フラッシュ)脱毛の方が適しています。

また、産毛のように色の薄い毛に対してレーザーは効果を現しにくく、サロンや脱毛器での光脱毛の方が産毛の脱毛は得意です。

レーザー脱毛の発端

そもそもレーザー脱毛が取り上げられるようになったのは、医療用レーザーを用いたアザの治療がきっかけになります。アザの治療でレーザーを照射する際に、その部位に生えていたムダ毛が抜け落ちて、その後も生えなくなるという症例が認められました。

針(ニードル)脱毛の弱点を克服

ひと昔前までは脱毛というと針(ニードル)脱毛が主流でした。針脱毛はほぼ永久的にムダ毛を処理できることが立証されていますが、デメリットの多い脱毛方法です。脱毛部位の毛を伸ばしておかなければいけなかったり、広範囲に渡る脱毛には時間がかかります。また、施術後はその部位が赤く腫れることから、顔などデリケートな部位の脱毛には、かなりの技術が必要となってくるなど、問題点がいくつか挙げられます。

そこで注目されるようになったのがレーザー脱毛です。脱毛の施術に時間がかかるとか、腫れが気になるというデメリットを排除した脱毛法として注目されるようになりました。


サロン・エステ 一覧脱毛器 一覧