処理してもムダ毛が目立ってしまう

綺麗にムダ毛の処理をしたつもりでいたのに、外出先で処理部分を見ると誰が見てもわかるようなムダ毛が…

こんな経験をしたことは、ありませんでしょうか?

処理したのに毛が目立つのは、カミソリなどで毛を剃る方法で処理したときによく起こります。そしてその原因はいくつか考えられます。

一つは毛の断面です。

毛は根元にいくほど太くなっているので、カットした毛の断面は太く目立ちやすいといえます。

長年の間違ったムダ毛処理方法にも原因があります。

毛抜きは毛穴を変形させて広げてしまう可能性がありますし、カミソリでの、特に切れ味の悪いカミソリでの逆剃りは、毛で毛穴を横に押し広げているようなものです。こうして広がってしまった毛穴は肌表面よりも下にある毛まで見せてしまいます。ですからきちんと剃った毛でも、広がった毛穴の分だけ毛が見えやすくなっているのです。

単純に、処理が甘いことも原因の一つ。

時間が無い時のムダ毛処理ほど処理は雑になってしまいますよね。事前の下準備はお肌の安全性を守る為だけでなく、処理自体の効果をも高めてくれるのです。処理が甘くなってしまう原因の半数は、このような中途半端なムダ毛処理です。

そして残りの半数は、ムダ毛処理の器具に問題があります。カミソリや電気シェーバーにもいろいろありますが、それぞれ性能も違えば、人それぞれの相性もあります。それだけでなく、刃の切れ味も処理性能に大きく影響しますので、切れ味が悪くなったと感じたら、迷わず新しい刃に交換しましょう。

肌の白さも・・・

普通の方よりも皮膚が薄くて肌色が白い方は、処理しても皮膚下のムダ毛が皮膚から浮き出て見える事があります。しかも、肌の白さは毛の黒さを際立たせて見せてしまいます。触った感触はすべすべでも、見た目は短いムダ毛が生えているように見えてしまいます。

せっかくの透き通るような白い肌も、黒い毛は逆に目立ちやすいという、これは仕方のないことです。

処理跡が目立ちにくい処理方法

毛を抜く

毛を抜いてしまえば、ムダ毛自体がなくなってしまうので処理後の毛が目立ちにくくなります。しかし逆に、毛抜きの処理は埋没毛を起こしやすく、また毛穴に詰まった黒い角栓で黒くポツポツして見えてしまう恐れがあります。

除毛剤(脱毛クリーム)

除毛剤は皮膚より上の毛を溶かす処理方法ですが、少しですが毛穴の中の毛にも作用します。毛の断面が皮膚より下にいくことで、カミソリで剃った時と比べると処理跡が目立ちにくいといえます。

抑毛剤

抑毛剤は毛の成長を抑えるとともに、毛を細くします。抑えるといっても毛は生えてきますので通常のムダ毛処理は必要ですが、その場合も通常よりは処理跡が目立ちにくいです。

脱毛

脱毛を完了させると毛がほとんど生えてこなくなります。そうなるとムダ毛処理自体が必要なくなります。完全に脱毛しなくても、毛の産生能力は弱っていますので毛は細く、目立ちにくくなります。