家庭用脱毛器「ケノン」で背中を(自分一人で)セルフ脱毛
毛を生えなくする脱毛処理が自宅でできる家庭用脱毛器。
便利ですが、背中だけは自分一人では難しいですよね。
でも、「ケノン」なら可能です。
届かない背中に脱毛器を届かせる方法は簡単で、
「自撮り棒」にハンドピース(持つ部分)を取り付けて、持ち手を長くします。
すごく単純な方法ですが、どの脱毛器でもこれでセルフ脱毛できるわけではありません。
他の脱毛器でも、不可能・・・ではないですが、かなり厳しいと思います。
その理由も説明しつつ、ケノンで自分一人で背中脱毛する方法を見ていきましょう。
【このページの目次】
用意するもの
大まかな手順
準備
脱毛作業
アフターケア
用意するもの
- 家庭用脱毛器「ケノン」
- 電気シェーバー
- 自撮り棒(針金ハンガーなど、何でも代用可)
- 養生テープ(キレイに剥がせるテープ)
- タオル(肌の冷却用)
- 化粧水(アフターケア用)
なぜ「ケノン」なら背中のセルフ脱毛が可能なのか?
普通の脱毛器では背中を自分一人で脱毛するのは難しいですが、ケノンなら、
- 「自動照射モード付き」なので、ボタンを押さなくても自動で連続照射が可能。
- ずらすだけで次の照射ができるので、背中を見ずに「触覚」で処理できる。
(ほとんどの脱毛器は、一回照射ごとに肌から離さないと次の照射ができません)
この2つの条件が整っていないと、背中のセルフ脱毛は難しいです。また、
- ハンドピース(持つ部分)が軽くて、延長棒が取り付けやすい形状なこと
も、大きなポイントです。
あと、スピーディーな処理ができるケノンなら、面積の広い背中も短時間で処理できますね。
おおまかな手順
1.冷やしタオルを作る
2.「延長棒」を取り付けた電気シェーバーで、背中の毛を剃る
3.「延長棒」を取り付けたケノンで、背中を脱毛する
4.冷やしタオル&化粧水で、アフターケア
準備
脱毛作業に入る前の準備として、
- 冷やしタオルを作る
- 背中の毛を剃る
この2つのことを、先にやっておく必要があります。
冷やしタオルを作る
お肌を冷却するための「冷やしタオル」を作ります。
できれば2枚は用意した方が良いでしょう。
清潔なタオルを水で濡らして適度に絞り、ラップで包んで冷凍庫で冷やします。
(フリーザーバッグでもOKですが、もったいないので)
タオルは絞ったままの形でなく、少しほぐした状態の方が冷えやすいです。
脱毛作業中に冷えます。
背中の毛を剃る
脱毛の光を当てる前に、脱毛部分の毛を剃っておく必要があります。
電気シェーバーの準備をする
使用するのはボディー用の電気シェーバーです。
問題は、電気シェーバーが背中に届かないことですね。
ですので、
電気シェーバーの柄を「棒」で延長しましょう。
今回は100円ショップ、ダイソーで買った「自撮り棒」(300円)を使用しましたが、
角度調節ができる棒状のものなら何でも良いです。
延長棒に電気シェーバーを取り付ける方法は、「テープ」です。
滑り止めつきのマジックテープ等でも取り付けはできますが、ズレて作業がしにくいです。
ですので、テープでしっかりと固定するのがベストです
キレイに剥がせればどんなテープでも構いませんが、
今回はしっかり貼れて、綺麗に剥がせる「養生テープ」を使っています。(100円ショップでも入手できます)
カタカタと動いてしまわないように、しっかりと貼り付けましょう。
棒の伸縮部分が回ってしまう
伸縮式の棒の場合は、伸縮部分が電気シェーバーの重みでクルクルと回ってしまって、作業がしづらいことがあるかもしれません。
そんな時は、伸縮部分もテープで固定してしまいましょう。
電気シェーバーで剃る
毛が伸びている場合は、先にトリマー刃で毛を短くカットします。
剃り方は、「下から上に向かって」が剃りやすいです。
コツはシェーバーやトリマーの刃を、背中の皮膚に対してまっすぐに当てることです。
慣れれば見なくてもスイスイとできるようになりますが、最初は鏡で確認しながら角度調節しましょう。
目的は「背中のムダ毛処理」でなく「脱毛の前処理」なので、トリマー刃での処理のみでも大丈夫です。
使用する電気シェーバー
今回使用したのはパナソニックの「サラシェ」(電池式)です。
ポイントは、軽さと、延長棒に取り付けやすい柄の長さと、刃の角度です。
脱毛作業
大まかな手順を説明します。
- 延長棒にケノンを取り付ける
- レベル調節&自動照射モードON
- 背中全体に照射
- 冷やしタオルでクールダウン
- 化粧水で保湿ケア
照射前後の冷却について
腕や脚など通常の脱毛作業時には、照射前・照射後に保冷剤で肌を冷却するのですが、この冷却作業をしていない人が多いようです。
本当は、冷却した方が強いパワーで照射できるので脱毛効率も良いのですが・・・。
背中の一人脱毛の場合、保冷剤での冷却を作業工程に入れると「すごく大変」なので、照射前・後の冷却はナシで。
照射作業完了後のクールダウンだけにします。
ケノンに延長棒を取り付ける
ケノンのハンドピースに延長棒を取り付けます。
使用したのは上の電気シェーバーでも使用した「自撮り棒」です。
もちろん、角度調節ができる棒状のものなら何でもOKです。
キレイに剥がせる「養生テープ」で固定するわけですが、1点だけ注意点があります。
ケノンのハンドピースの内側にある「放熱用の吸気穴」は塞がないようにしてください。
ケノンの照射口が背中にまっすぐに当たるように、角度を調節しましょう。
照射レベル調節&自動照射モードON
照射レベルは、実際に照射してみて「パチン」と軽い刺激がある程度がベストです。低いレベルから始めて徐々に上げていき、最適な照射レベルを探しましょう。
何度か脱毛処理をすると毛が徐々に薄くなり、照射時の刺激も小さくなってきます。その都度、照射レベルを調整しましょう。
もう一つ、自動照射モードをONにするのをお忘れなく。
これで、「照射口を少しずらす」だけで次の照射が自動でされます。
背中全体に照射
照射前後の冷却は行わずに、背中全体を一気に照射します。
ケノンの良いところは、照射口を一回一回肌から離さなくても、少しずらすだけで次の照射が可能なところです。
照射したら、次はずらすだけで自動で照射されます。
まず背中の真ん中の背骨に沿って、下から上に一列に照射しましょう。
縦に一列ずつ、右半分が終わったら次は左半分、というように、どんどん照射していきましょう。
アフターケア
冷やしタオルでクールダウン
作業前に冷凍庫に入れておいた「冷やしタオル」で、背中全体をクールダウンします。
化粧水で保湿ケア
脱毛後の肌は乾燥しがちです。
最後に、化粧水で保湿ケアをしましょう。100円ショップの安い化粧水でも全然問題ありません。
おさらい
用意するもの
- ケノン
- 電気シェーバー
- 延長棒(自撮り棒など)
- キレイに剥がせるテープ
- タオル
- 化粧水
準備
- 冷やしタオルを冷凍庫で作る
- 背中の毛を剃る(延長棒を取り付けた電気シェーバーで)
脱毛処理
- ケノンの持ち手に延長棒を取り付ける
- レベル調節&自動照射モード
- 背中全体に光を照射
- 冷やしタオルでクールダウン
- 化粧水で保湿ケア
まとめ
「背中の毛を剃る」の項目で紹介した「電気シェーバーの柄を延長して背中を処理する方法」でも、自分一人で背中をキレイに処理することは難しいです。
やっぱり背中は「脱毛して処理いらずの状態」にするのがベスト。
でも、サロンにはなかなか通えないし、家庭用脱毛器でも自分一人では・・・。
ところが「ケノン」なら、
普通の脱毛器では難しい背中のセルフ脱毛も、可能です。