陰毛がデリケートゾーンの「におい、黒ずみ、かゆみ」の原因に
陰毛(アンダーヘア)が、デリケートゾーンの悩み「におい、黒ずみ、かゆみ」の原因となることがあります。
これらは下着内が蒸れることや、陰部への刺激がその原因ですが、この蒸れや刺激を引き起こす一因となるのが、アンダーヘアです。
陰毛(アンダーヘア)が、デリケートゾーンの悩み「におい、黒ずみ、かゆみ」の原因となることがあります。
これらは下着内が蒸れることや、陰部への刺激がその原因ですが、この蒸れや刺激を引き起こす一因となるのが、アンダーヘアです。
【このページの目次】
におい、黒ずみ、痒みに共通する原因
デリケートゾーンの「におい」
デリケートゾーンの「黒ずみ」
デリケートゾーンの「かゆみ」
「蒸れ」を解消するには?
デリケートゾーンの3大悩みである、におい、黒ずみ、かゆみ。
これらの原因は1つではなく、それぞれにいくつもの原因がありますが、
下着の中の「蒸れ」が原因の一つであることが多いです。
下着の中が蒸れると、
また、陰毛(アンダーヘア)も、その原因の一つとなります。
そのため、VIOラインのムダ毛を適切に処理することで、これらの悩みを一気に解消できる場合が多いです。
特に、生理のときには効果テキメンです。
陰部の臭いの原因はいくつかありますが、
まずはニオイの元が「膣外」か、「膣内」かを調べましょう。
直接指で触れて、ニオイを嗅いでみるのが手っ取り早いですね。
膣外のニオイの原因は、雑菌の繁殖による「腐敗臭」です。
デリケートゾーンには雑菌が繁殖しやすい条件が揃っています。
です。
デリケートゾーンには「アポクリン腺」という汗腺(汗を出す穴)があります。
アポクリン腺はわきの下やデリケートゾーン(IOライン)、乳輪、耳の穴など、体の特定の部位に多く存在する汗腺で、「タンパク質」を含む汗を出します。
このタンパク質は雑菌のエサとなり、繁殖の原因に。
そして、雑菌がタンパク質を分解(腐敗)することで出るニオイが、嫌なにおいとなります。
デリケートゾーンの高温多湿な環境は、雑菌にとっては繁殖しやすい好条件です。
この温度と湿度を保っているのが、「下着」と「毛」です。
下着は、汗を吸って発散させる役割をする一方、その湿気と熱を閉じ込めてしまう原因ともなります。
また、毛がある部分は下着と肌が密着しないため、下着が汗を吸う妨げとなるだけでなく、
この毛と肌の間の「空間」に、熱と湿気を閉じ込めてしまいます。
こうして、下着によって閉じ込められた熱と湿気で、雑菌が繁殖してしまうのです。
陰毛(アンダーヘア)は、
下着を着けていないときには汗を発散させる役割を果たしますが、
下着の着用時には汗(湿気)や熱を閉じ込めてしまう原因となってしまうのです。
オリモノとは、子宮や膣から分泌される粘性のある液体。
生理の周期によって分泌量や粘度が変わり、膣の外に出て下着に付着することもあります。
このオリモノが強く臭う場合は、「性病」の疑いがありますので、医師に相談することをおすすめします。
性病には自覚症状がない場合もありますし、性行為だけでなく日常生活で感染するものもあります。
皮膚の黒ずみの正体は、肌に作られる「黒色メラニン」で、シミやそばかすも同じです。
メラニンは肌が「刺激」を受けたり、「紫外線」を浴びると作られます。
デリケートゾーンは「刺激」を受けやすい部位ですので、黒ずみが起こりやすいのです。
理由は2つ。陰部は、
です。
デリケートゾーンは皮膚を刺激する要因が多い部位です。
その刺激とは、
です。
皮膚は刺激を受けると黒色メラニンを産生して肌を黒くします。
これが長期にわたって続くと、色素沈着となります。
「デリケートゾーン」というだけあって、性器周りの皮膚は刺激に弱く、デリケートな部分です。
もともと皮膚の弱い部位、ということもありますが、
皮膚が弱くなる原因を、本人が作り出していることもあります。
それが、下着内の「蒸れ」や生理の「経血」による、「皮膚のふやけ」です。
下着の中が蒸れると皮膚が「ふやけ」て柔らかくなります。
生理のときの経血も、皮膚をふやけさせる原因となります。
この「ふやけ」た状態は、皮膚がもろく傷が付きやすい状態で、
受ける刺激は通常時の刺激よりもはるかに大きく、
黒ずみの原因となってしまいます。
デリケートゾーンの「かゆみ」の原因は大きく分けて2つ。
です。
「かぶれ」とは、外部からの何らかの「刺激」によって起こる皮膚の炎症です。
その刺激とは、摩擦や熱、薬品、アレルギーなどです。
陰部で起こるかぶれは、下着やナプキン、陰毛による摩擦が大きな原因となります。
少しくらいの摩擦では皮膚の炎症(かぶれ)は起こりませんが、陰部が「蒸れ」た状態では皮膚がふやけて刺激に弱くなっていますので、少しの刺激も大きな刺激になってしまいます。
こうして、デリケートゾーンの「かぶれ」が起こります。
「感染」とは、細菌やウィルス、カビなどが体内に侵入または体表面に定着して増殖することをいいます。
デリケートゾーンで雑菌がおこす炎症も、感染症の一つ。
他にも性器カンジタや毛ジラミなど「性感染症」もあります。
強い痒みや痛みを伴う場合、オリモノの量やニオイに異常がある場合は、婦人科を受診することをお勧めします。
デリケートゾーンの「ニオイ、黒ずみ、かゆみ」の原因の一つでもある「蒸れ」。
この蒸れの対策をすることで、これらの悩みの大部分が解消される場合があります。
下着の生地には、
綿(コットン)や絹(シルク)、麻(ラミー、リネン、ヘンプ)といった「天然繊維」と、
ナイロン、ポリウレタン、ポリエステルといった「化学繊維」があります。
通気性、吸湿速乾性が良いのは、天然素材です。
下着のクロッチ(股布)の部分にはよく「綿」が使用されていますが、
外側の生地が化学繊維なら、通気性、吸湿速乾性は損ねられてしまいますので、全体が天然素材のショーツを選んだ方が良いです。
生理用ナプキンやおりものシートは、下着の蒸れのいちばんの原因です。
なるべく通気性・吸水性の良い、ご自身に合ったものをお選びください。
また、こまめに取り替えることも蒸れを防ぐには重要です。
下着の中が「蒸れ」る原因の一つが、アンダーヘアです。
アンダーヘアは陰部の汗を吸って抱え込んでしまうので、汗の発散を妨げます。
さらに、ヘアと下着の間に空間を作るので下着の吸汗を邪魔するとともに、
この下着との隙間に湿気が溜まります。
デリケートゾーンが蒸れることで雑菌が繁殖しやすく、しかも皮膚がふやけてバリア機能を低下します。
さらに、毛が下着に圧迫されることで、皮膚に押しつけられて刺激・ダメージを与えます。
この刺激が黒ずみの原因となりますし、
皮膚ダメージから雑菌が侵入し炎症を起こすことでも黒ずみとなります。
そのため、Iラインの毛を処理することで、ニオイ、黒ずみ、痒みの悩みを全て解決できることが多いです。
一度でもアンダーヘアを自己処理したことのある方なら分かると思いますが、
陰毛を自己処理すると、陰部がチクチクして痒いです。
特に、剃ってから生えかけのときは、かなりチクチクします。
当然、このチクチク感は黒ずみの原因となってしまいます。
いちど剃るなどしてしまうと、伸びて抜けるまでチクチクを我慢するか、こまめに処理し続けるかどちらかです。
処理するなら、カミソリはオススメしません。
カミソリは刺激が大きく黒ずみの原因となってしまいますし、皮膚も削ってしまいますので、雑菌の侵入口を作ってしまうことに。
自己処理するなら電気シェーバーでこまめに処理すると良いでしょう。
最近はアンダーヘアを「脱毛」して生えなくする女性が多く、
脱毛サロンでは、VIOラインはワキに次いで人気の脱毛部位です。
Iライン「だけ」を脱毛する人は少なく、
VIOセットで、前の三角を小さく残して、あとはツルツルする方が多いです。
料金は5万円(1年6回)×2年~3年で、10~15万円くらい。
ちょっとお高いですね。
家庭用脱毛器は、自分で脱毛するための機械です。
便利な機械です。
しかも、短期間に何度でも脱毛処理ができるので、
「毛が生えてこなくなるまで」の期間が早いのが嬉しいところ。
もちろんアンダーヘア以外にも使えるので、全身をツルスベにすることも可能です。
自分で脱毛処理するのは面倒くさいですが、
完了してしまえば自己処理も脱毛作業も一切不要になります。