脱色剤でムダ毛の色を薄くする

脱色剤脱色は、毛の黒い色素を薄くして毛を目立たなくするムダ毛処理方法です。

やり方は、脱色剤を塗って決められた時間そのまま放置して、あとは洗い流すだけです。

メリットが少ない割にはデメリットが大変大きい方法です。決してオススメできるムダ毛処理方法ではありません。

当サイトからの評価

仕上がり仕上がりの良さ
★☆☆☆☆ 1pt

脱色剤での処理イメージ脱色剤を使用すると毛の黒い色素が抜けて黄色っぽくなります。肌色に近い色になるので、遠目に見ると多少は目立ちにくくなります。

でも照明や日光の下では、角度によって金髪のように毛に光がキラキラと反射して不自然に見えたり、逆に目立ってしまうことも。

また、肌の表面に出ているムダ毛の色を薄くしても、下から黒い毛が伸びてくると目立ってしまいます。そのため、脱色前よりも不自然な感じになってしまう可能性もあります。

毛は多少目立ちにくくはなりますが、なくなるわけではないので、無駄毛が生えていることはバレてしまいます。

毛がチクチクすることはありませんが、フサフサ、モサモサといった毛を触る感触もなくなりません。

仕上がり肌ダメージの少なさ
★☆☆☆☆ 1pt

脱色剤は刺激の強い薬剤ですので、肌へのダメージもそれなりに大きいです。かぶれたり、痒くなったり、肌にとって良いものではありません。

肌が薬剤に負けてしまう危険性があるので、特に敏感肌の方が脱色剤を使用する際には慎重になるべきでしょう。

一時的に使用するなら軽い肌荒れ程度で済みますが、継続使用すると色素沈着やシミの原因になりかねません。

毛穴ダメージ毛穴ダメージの少なさ
★★☆☆☆ 2pt

脱色剤を使うと、皮膚よりも少し下まで毛の色が抜けます。つまり毛穴にも入り込んでいるということです。
毛穴へのダメージは否めません。

費用費用の安さ
★★☆☆☆ 2pt

700円くらいで手に入ります。頻繁にする処理でもないので費用はそれほどでもないですが、コストパフォーマンスを考えると…やはり高いといえるでしょう。

一回一回の費用はさほどでもありませんが、根元から黒い毛が伸びてくるたびに使用すれば、馬鹿にならない金額になってしまいます。

手間手間の少なさ
★★★☆☆ 3pt

2種類の薬剤を混ぜて脱色剤を作る。10分~放置。洗い流す。そしてアフターケアも忘れずに。
この作業はちょっと面倒ですし、大変です。

やり方のポイント

脱色剤

  • 肌に合わない場合もありますので、パッチテストを行って安全を確認したうえで使用しましょう。
  • 脱色したい部分に脱色剤を塗ります。
    数分~数十分程度で毛の色が抜けてきます。
    脱色できていることを確認したら、洗い流します。
  • 脱色剤を使用した肌はダメージを受けています。乾燥しやすくなっていますので、化粧水や保湿クリームなどで保湿ケアはしっかりと行って下さい。

よく起こるトラブル

脱色剤で起こるトラブル

 

肌荒れ

肌荒れ

刺激の強い薬品を使用しているため、肌への負担はどうしても大きくなってしまいます。場合によっては、使用した部位が炎症を起こすなどの肌トラブルも否めません。


色素沈着

色素沈着

肌への刺激が強い薬品ですから、使い続けると色素沈着を起こし、肌が黒っぽくなる可能性もあります。

また、常習的に脱色剤を使用することでシミの原因になるとも言われています。

脱色剤の選び方

毛髪用と同じですが、ボディ用の脱色剤がありますので、こちらを選びましょう。液垂れしないように、多くの場合クリーム状になっています。

2つの溶剤を混ぜ合わせるタイプと、混ぜ合わせずにそのまま使用できるタイプがあります。

混ぜて使うタイプの方が強力ですが、その代わり混ぜてしまったら、取っておいて次回また使用するということは出来ません。

スピーディー、敏感肌用(マイルド)、無臭タイプなどあります。肌質や好みに合わせて選びましょう。

脱色剤はドラッグストアなどで入手することができます。