自己処理での肌荒れ、乾燥
些細なものからやっかいなものまで、ムダ毛の自己処理で一番多く見られるのが「肌荒れ」と「乾燥」です。粉吹き肌や赤いプツプツ肌、痒みやピリピリする痛み。これらは自己処理による肌荒れの可能性大です。
自己処理方法の中ではカミソリを使う方がほとんどではないでしょうか。手っ取り早くてお金もかからないし、お風呂でサッと洗い落とせますから便利な方法ではあります。でも、乾燥気味のお肌やアレルギーを持った方にはタブー。様々な肌トラブルの引き金になってしまいます。
健康肌は乾燥肌になり、乾燥気味のお肌は「毛のう炎」や「色素沈着」などの肌トラブルへ直結してしまう事も。
【このページの目次】
肌荒れ、乾燥の原因
埋肌荒れ、乾燥の対処法
肌荒れ、乾燥の原因
剃る処理の場合
カミソリ処理の場合、ムダ毛と一緒に皮膚の表面を削るわけですから、お肌のキメは潤いを失くし荒れて壊れてしまいます。最近の女性用シェーバーは画期的なものもたくさんありますが、やはり肌の表面に剃刀を滑らせるのはお肌にとってあまり良い事ではありません。
また電気シェーバーなどでのムダ毛処理も、肌に直接刃が触れることはなくても電気シェーバー自体を肌に押しつけて使用することで肌を傷めてしまいます。
薬剤を使う処理の場合
薬剤を使った自己処理を行う方も、乾燥や肌荒れの大きな原因となります。
脱毛剤・除毛剤は毛を溶かす薬剤ですので、同時に肌にもダメージを与えます。また、脱色剤は使用すると肌に違和感を感じるほど刺激が強い薬剤です。
ネットで気軽に購入できる商品ほど、気をつけなければいけません。内容成分の確認を必ず行い、副作用の報告等が出ていないか調べてみましょう。
肌荒れ、乾燥の対処法
肌荒れや乾燥を起こさないためには、カミソリなどの剃るムダ毛処理方法や薬剤での処理をしないのが一番です。とはいえ、カミソリでの処理をやめられないという人も少なくないでしょう。
カミソリでムダ毛処理する場合は、処理前と処理後のお肌のケアはきちんと行いましょう。シェービングクリームやワセリンなどで肌の滑りをよくしてから剃り、終わったら保湿ケアをしっかり行います。入浴時に剃るのは効果的ですが、石鹸の泡で剃るのは油分を奪ってしまうためよくありません。
薬剤でのムダ毛処理を行う場合は、内容成分の確認と使用上の注意を把握して、必ず手の甲などでパッチテストを行ってください。
もしムダ毛の自己処理で肌荒れや乾燥が起こってしまったら、同じ処理方法を続けていると色素沈着などを起こす可能性があります。方法を改めるか、別のやり方に変更しましょう。