ヤケド
ここ数年の間に、ムダ毛処理グッズの種類が更に増えましたね。自宅でエステ感覚に使用できるグッズは女性にとってはとても便利なものです。
中には熱によって除毛させるものがあります。お肌や毛穴に負担をかけずに行えると言われていますが、残念ながら誤った使用方法が原因でヤケドを負ってしまうケースも少なくありません。
身体に重大な被害を及ぼすヤケドではないにしても、炎症を起こしてしまうと色素沈着など後々やっかいな皮膚トラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。
ヤケドの原因
ヒートカッターや熱線式の除毛器で多いのは、指示された使用方法を守らなかった事によるやけどです。最初のうちは使い慣れないので、これ以上するとヤケドするという線引きがよく分からずに使用される場合もあるでしょう。
もっと効果を高めたいという方は、決められた温度や回数の限度よりオーバーする傾向があります。知らず知らずのうちに低温ヤケドを負ってしまい、ひどい場合は水ぶくれになるケースも。
ご自身の毛質や肌質に向いていないと感じたら、ご使用を控えて別の方法に切り替える方が得策かもしれません。
また、温めて溶かして使用するワックス脱毛でも、温度の調節がよく分からずに使用してヤケドする方がいらっしゃいます。塗った後に熱いと気付いてもすぐには取れませんので、最初に手の甲などで試してみるなどの事前注意が必要です。
ヤケドの対処法
ヒリヒリとした痛みやお肌の赤みに気付いたら、低温ヤケドを負った可能性があります。流水やアイスパットなどで冷却して、ワセリンなどで乾燥から保護させると良いでしょう。刺激の少ない衣類を着用するように心掛け、完治するまで自己処理は控えて下さい。
水ぶくれなどひどいヤケドを負った場合は、皮膚科等の医療機関で診察される事をおすすめします。